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中小企業経営力強化資金」が最強!

日本政策金融公庫の中小企業経営力強化資金
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日本政策金融公庫の起業時に利用できる3つの制度 2.中小企業経営力強化資金

日本政策金融公庫は、国が100パーセント出資する政府系金融機関です。
そんな日本政策金融公庫の最大の特徴は、起業時に利用できる、創業を支援する融資制度がいくつも用意されていて、低金利で融資を受けられるところにあります。
そんな融資制度のひとつが、「中小企業経営力強化資金」です。
ここでは、この中小企業経営力強化資金について、詳しく解説していきます。

中小企業経営力強化資金とは

中小企業経営力強化資金とは、無担保・無保証人で利用することができる、日本政策金融公庫の融資制度です。
これにより、創業時や、経営の多角化・事業転換などによって、新たな分野の事業へチャレンジする中小企業や小規模事業者は、認定支援機関の経営サポートを受けることで、低金利の融資をしてもらうことができます。

中小企業経営力強化資金を利用できる対象者

そんな中小企業経営力強化資金を利用できる対象者は、次の要件をすべて満たす方とされています。

  • 経営革新または異分野の中小企業と連携した新事業分野の開拓等により、市場の創出・開拓(新規開業を行う場合を含む)を行おうとする方
  • 自ら事業計画の策定を行い、中小企業等経営強化法に定める認定経営革新等支援機関による指導及び助言を受けている方

つまり、新しい事業のために、認定支援機関と一緒に事業計画を作る方が対象者だということです。

認定支援機関とは

ここでいう認定支援機関とは、中小企業や小規模事業者の経営サポートを行うために国から認定を受けた専門家のことで、正式には「認定経営革新等支援機関」といいます。

さまざまな専門分野がありますが、主に財務や税務、法務などの専門家が認定支援機関として国から認定を受けています。
そのため、弁護士や公認会計士・税理士、経営コンサルタントといった方々が、認定支援機関として多くサポートを行っています。

なお、認定支援機関へは報酬を支払わなくてはいけません。これは借主自らの負担となりますのでご注意ください。

資金の融資条件

では、中小企業経営力強化資金を利用する場合の、融資条件はどうなっているのか、具体的に見ていきましょう。

資金の使いみち

中小企業経営力強化資金の使いみちは、対象者が事業計画の実施のために必要とする、設備資金および運転資金に限られています。

利用の要件

そもそも中小企業経営力強化資金の利用にあたっては、借主が策定した事業計画期間内に、年1回以上、事業計画進捗状況を公庫に報告することが、利用の要件として義務付けられています。
そのため、報告を怠っていると、期限の利益を喪失することになってしまいますのでご注意ください。
どういうことかというと、要件を満たさなくなるため融資の対象から外れ、繰上償還しなくてはならなくなるということです。

融資限度額

融資限度額は、7,200万円で、運転資金については、そのうち4,800万円までとされています。
ただし、無担保・無保証人で利用できるのは、2,000万円以内です。

返済期間

中小企業経営力強化資金の返済期間は次のとおりです。

  • 設備資金・・・20年以内(うち据置期間2年以内)
  • 運転資金・・・7年以内(うち据置期間2年以内)

据置期間の間は、利息だけの支払いをすればOKです。
最初から利益が出るとは限らないので、据置期間を上手に利用すれば、事業が軌道に乗ってくる頃に、本格的に返済をスタートさせることができます。

融資利率

2019年8月1日現在の中小企業経営力強化資金融資の融資利率はというと、2,000万円以内の無担保・無保証人部分については特別利率Sが適用され、年2.26~2.32%となっています。

ただし、使いみちや返済期間、担保の有無などにより、それ以外のケースでは、また利率は違ってきます。

担保・保証人

2,000万円以内なら担保・保証人は原則不要ですが、希望をヒアリングしながら相談して決めます。

まとめ

日本政策金融公庫の中小企業経営力強化資金

今回は、日本政策金融公庫で、起業時に創業を支援してくれる融資制度のうち、中小企業経営力強化資金について解説しました。

これから起業しようというときに、専門家による経営サポートを受けることで、無担保・無保証人で融資を受けられるというのは、とても魅力的ですね。
確かに、認定支援機関への報酬の支払いは必要となりますし、詳細な事業計画書が必要だったり、定期的な報告が必要だったりということはありますが、他の創業融資と比較しても、金利が低く、借入限度額が高額なのは、大きなメリットだといえます。

起業時に融資を受けたい方に、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

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