【エンジニアで独立する】正しい創業計画書の書き方

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技術系でスタートアップする際の注意点.3

創業計画書は融資を受ける際に重要なもので、創業計画書の内容次第でそもそも融資を受けられるかどうか、融資の金額、金利、などの条件が変わってきます。
そのため、創業計画書は最大限融資に有利な形に落とし込むのがベストです。
しかし、どのような内容を書けば良いのか、またどこまで書けば良いのか、といったことで迷うケースは多いでしょう。
そこで、エンジニアの場合の創業計画書に書くべき内容や、その深さについて解説します。

技術系の創業計画書は具体的すぎても抽象的すぎてもNG

基本的に、創業計画書は具体的であった方が良いとされています。
例えば飲食店であれば、どのような料理を提供するのか、調味料は何を使うのか、座席数はどれだけあるのか、などの情報を盛り込んでも問題ありません。
飲食店の情報で一番細かいのはレシピかと思いますが、仮に融資担当者が料理をあまりしない人であっても、レシピを見ればだいたいのイメージは湧きます。
つまり、レシピを見ても意味がわからない、理解不能、といったことにはあまりならないのです。
外国の料理で、食材や調味料が馴染みのないものであったとしても、説明を書けばイメージができます。

一方で、技術系に関しては専門性が高いため、詳しく書いても融資担当者が理解できない可能性が高いでしょう。
もちろん創業計画書にソースコードを書くことはありませんが、場合によっては詳細設計書くらいまで落とし込んだ方が良いのでは?と思われるケースもあるでしょう。

なぜなら、相手がエンジニアなら詳細設計書レベルまで落とし込んだ方が「そのシステムが実現可能なものなのか」がわかるからです。
逆に要件定義や基本設計書レベルでとどまっていると、「機能が優れているのはわかるけれどそれは本当に実現可能なのか?」という疑問が出てきます。
エンジニア同士ならこのようになりますが、融資担当者がプログラミング知識、設計知識を有している可能性は低いです。

つまり具体的に詰め過ぎても理解できない可能性が高いでしょう。
理解できないものに対して、融資することは避けたいと考えるのが自然なので、結果的に融資を受けられない可能性が出てきます。

とはいえ、たとえば「顔認証システムを応用して不正乗車をなくしたい」などだと抽象的すぎます。
顔認証システムがどのようなシステムで、不正乗車をなくす際にそれをどのように応用するのか、などをIT知識がない相手にもわかるように説明する必要があります。
あくまでイメージですが、「IT知識のない人が理解できる範囲内で、最大限具体的に詰める」くらいがちょうど良いでしょう。
この粒度、相場観は非常に重要です。

具体的に何を書くのか

上で紹介した粒度、相場観を意識した上で、具体的には以下の項目を記載します。

  • 会社の目的
  • 解決課題
  • 解決方法
  • なぜ自分にそれができるのか、経験やスキルなど
  • 収益化の流れ
  • 市場、競合について
  • 事業の成長性
  • チームメンバー
  • 収益の計画

以上のような項目で創業計画書を構成します。
特に技術系の場合、解決課題、解決方法、自分のスキルなどでどこまで詰めるか迷うケースが多いでしょう。
まず課題については、抽象的なところからある程度具体的なところまで詰めていくべきでしょう。

まとめ

【エンジニアで独立する】正しい創業計画書の書き方

上の例だと、不正乗車が多いという大枠があって、それがどの程度発生しているのか、件数や被害総額を詰めていきます。
このときに既存のシステムの欠陥についても書いた方が良いですが、システムのロジックなどに触れるとやりすぎです。

解決方法、自分のスキルについても同様で、プログラミング言語の仕様やロジック的なメリットを主張するのではなく、抽象的な部分から、大枠のフローチャートくらいまで落とし込めば相手も理解しやすいはずです。

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