実はフランチャイズは失敗する人もいる
独立開業の手段として人気があるのが「フランチャイズオーナー」という選択肢です。
様々な業種がありますが、比較的、低リスクで始められることから、選択する方も少なくありません。
現在検討中の方も中にはいることでしょう。
しかし、実のところフランチャイズは絶対に成功する保証がありません。
以前より年収が減ったり、不安定な生活を余儀なくされている方もいるのです。
一方で成功している方もいますので、もし安定した生活を送りたいなら、以下の3つのポイントを確認したほうがよいでしょう。
- 長期的な需要が見込めるかを判断する
- ノウハウのある事業を選ぶ
- 体力的にきつくないか検討する
いずれも安定した生活を送るために必要なことです。
現在フランチャイズオーナーの方や検討中の方は、需要やノウハウの有無、体力の3つについて考えてみましょう。
需要は安定した生活に欠かせない
安定した生活を送るためには、安定した売上が必要です。
その売上を左右するのが消費者のニーズであり、明暗を分ける要素にもなっています。
フランチャイズを始めるなら、まずは需要の有無をチェックする必要が出てくるでしょう。
ただし、長期的な需要を見込めなくてはいけません。
例えばブームによって一時的な利益が見込めたとしても、それが去った後は売上が急減し、収入も減ってしまうでしょう。
とてもではないですが、安定した生活を送れるとは言えません。
逆に長期に渡って需要が見込める場合はどうでしょうか。
多少は売上が増減する可能性もありますが、ブームの影響を受けて急減するようなリスクは避けられます。
ずっとフランチャイズを続けるためには、半永久的に需要を見込める事業を選ぶことが大切です。
ノウハウがない業種への参入は失敗リスクが高まる
フランチャイズは参入障壁が低く、資金があれば誰でもオーナーになれます。
その反面ライバルも多いため、ノウハウが無ければ競争に負ける危険もあるのです。
立地によっては数々のライバルと、お客様を奪い合う事態になりかねません。
フランチャイズはビジネスであり、開業後は自ら経営していく必要があります。
ノウハウがあれば諸問題にも対応できますし、もしライバルが現れた時もすぐに対抗策を打ち出せるでしょう。
しかし、ノウハウが無いと様々な問題へ対処できなかったり、ライバルに出し抜かれるおそれがあります。
安定した生活を送るなら、ノウハウがある業種へ参入することをおすすめします。
長期的に見た場合、ご自身の知識や経験は大きな武器となるからです。
未経験の業種への参入はリスクが高く、失敗するケースは枚挙に暇がありません。
確かに未経験の業種へチャレンジする価値はありますが、安定性を考慮するとギャンブル要素が強いといえます。
最も注意すべきは老いや体力
需要やノウハウも重要ですが、それ以上に大切なのが体力です。
年齢を重ねていくと、徐々に体力や健康に不安を覚えるようになるでしょう。
しかし、フランチャイズは体力が求められる業種が少なくありません。
例えばコンビニは24時間営業が基本のため、従業員数によっては毎日店頭へ立つことになります。
アルバイトを雇えば負担も減りますが、人員増やす余裕がない場合や、そもそもアルバイトが来ない場合もあるでしょう。
体力的にきつくない業種なら、老後も安心して続けられます。
年金生活で不足する生活費を補うこともできるでしょう。
安定した生活を望むなら、老後も続けられるか判断することが重要です。
まとめ
一口にフランチャイズといっても、現在は非常に多くの業種が存在します。
その中から候補をいくつか選び、需要やノウハウはもちろん、体力的に難しくないか比較してみましょう。