【対談】創業を考える人に知っておいてほしい
保険について

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今回は、創業を考える人に知っておいてほしい知識の1つとして保険をテーマに対談を行いました。
経営者が保険に意識を向けるべき理由、なぜ税務担当者が保険の重要性を語るのかなど、特に「保険なんて必要なの?」という方に読んでいただきたい内容です。

創業融資支援:西井(にしい)×税務コンサルタント:野口(のぐち)

まず、ズバリ起業するにあたり、保険に入らないといけないんでしょうか。

野口
もちろん任意ですが、入っておいた方がいいと思いますね。基本的に、企業の経営者さんは入っていらっしゃる方が多いです。
というのも、事業を新たに始めるとなればほとんどの人が銀行とかから資金を借り入れて、それを元手に事業を行い、得た利益で返済していきます。
もし社長さんに万が一の事態があったとき、誰がその返済をしていくのかって考えると、ご家族、親族の方ということになりますよね。その時のために保障を用意しておきましょう、っていうのが保険なんです。

社長が亡くなったとき、保険に入っていなかったらどうなるんでしょう。

野口
社長が亡くなった、でも会社には多額の借入金があって返済しないといけない、会社を継ぐ人もいない、保険にも入ってない、となったら、社長個人の資産を売り払ってでも返済しないといけないんですよね。
そうなると、ご家族に遺される資産がかなり目減りすることになります。資産がある方ならまだいいですけど、なければ負債もそのまま相続されます。金額によっては、生活していけなくなる可能性も出てきますよね。

負債も自動的に相続なんて恐ろしいですね…
それ以外で保険に入るメリットはありますか?節税にもなりますか?

野口
いえ、残念ながら今はもう保険は節税にはならないです。
ただ、保険に入っていれば、事業経営が危うくなったときに解約して、返戻金を運転資金に充てることもできるので。保険として資産を積み立てておくっていう考え方ですかね。
西井
昨今のコロナ禍によって経営が苦しくなった経営者の中には、加入していた保険の払戻金で資金繰りを行った方も多くいらっしゃいますよね。
事業って大きなことをやるほどリスクも大きくなります。何かあった時、ゼロになるならいいんですけど、マイナスまで行っちゃうので、そのマイナスをいかに少なくするかってところで保険のようなリスク回避策を持っとかないとっていう。
野口
そうですね。
あとは退職金の準備とかにも使えますし、ドル建てとか外貨で保険に入ってリスクを分散しておく手もあります。若干の節税にもなるので、単純に預金口座に入れておいたり、現金のまま置いといたりするよりは、保険として持っといた方がいいですね。
今は、投資の性質が強い保険とかもあります。ただ、そういう保険の使い方には抵抗がある人もいますし、いろんな考え方があるので、そこはもちろん税務担当者とかに確認してから決めてもらいたいかなと思います。

創業のご相談をいただく際にも保険の話はしていますか?

西井
話はしますけど、興味を持ってくれる方は少ないですね。これから夢である自分の事業やお店を始めるっていうところですし。それがダメだった場合とか自分に何かあったときのこととかまでは、なかなか想像がつかないかなと。
野口
特に創業後しばらくは赤字が続くケースが多いので、その状態で保険に入るかっていうと難しいのかもしれません。
でも、本当はそういった借り入れが多い人こそ、保険に入っておいた方がいいんですよね。何かあったらもう本当に困るので。
西井
ちなみに、創業融資の審査では、保険に入っているかどうかでリスクに対する意識を見られたりもします。こういうリスクを考えて、こういう保険で備えをしています、というのがわかると、先々のお金やリスクもしっかり考えている慎重派だということが伝わりますからね。
ただ、保険に入っていれば融資に有利というわけではなく、金融機関への印象が良くなるくらいの話ですけど。

入るとしたら、どんな保険がいいんでしょうか?

野口
創業時ならやっぱり、掛け捨ての生命保険(死亡保険)ですね。支払う保険料が安く抑えられて、でも受け取る保障はちょっと手厚くなるので。
あとは社長個人の医療保険(病気やケガによる入院・手術に備えた保険)とか。社長さんってやっぱり身体を一番壊しやすい立場の人なので。
病気を患ってからは入れないので、入っておくといいと思います。

すでに事業を始めている方が保険を見直すタイミングは?

野口
基本的には決算の時期に、棚卸しのような感じで見直すのがいいですね。
僕ら税務担当は、決算時期の3カ月前くらいに現状を確認させてもらうんです。その時、必要じゃない保険に入ってたら解約をすすめたりします。
ただ、解約も時期によって解約返戻率(戻ってくるお金の割合)が違ってくるので、今だと損しちゃうので少し待ってから、とかもアドバイスしたり。

保険会社ではなく、そこは税務担当にご相談いただきたい、と?

野口
はい。保険の加入を考えるなら、会計の数字を踏まえた上で決めるべきなんです。保険会社さんはまず財務状況なんて見ないですからね。
売る側が売りたい保険商品をすすめてこられることが多いので、本当に必要な保険かどうかの判断が難しいと思うんです。
言われたまま加入したっていう保険の内容を見せてもらうと、たいてい入らなくてもいいような、もしくは年間何百万円とか財政的に無理のある高額な保険に入っちゃってたりしますね。。
西井
事業主の方には 1から保険のこと勉強するっていうのももちろんぜひしていただきたいですけど、すでに保険の知識のある税務担当とお付き合いするのが一番だと思いますね。
野口
特に医療保険は毎年のように中身が変わって新しくなっていくんです。入るといい保険もあればそうでもないものもあって、それぞれのケースで検討する必要があります。
西井
その点、税務担当者が保険を考えるとなれば、会社の事業経営とその後にどういった効果があるのかとかを客観的に見て、より踏み込んだ話ができますね。
野口
はい。Bricks&UKなら、保険は保険会社まかせではなく、お客さんの事業の数字を把握した上で、適した保険のご提案をしています。ぜひご相談いただけたらと思います。

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