「すっぴんでもかわいく見せたい」「メイクの手間を省きたい」という女性は多く、マツエクやまつげパーマへのニーズには根強いものがあります。自分の手でたくさんの女性をキレイにしたい、と思う人も多いでしょう。
ただし、マツエクの施術には美容師免許が必須です。また、美容師免許を持っていてもマツエクの施術が未経験であれば、まずは技術を身につける必要があります。さらにサロンを開設するには、保健所での美容所登録などの手続きが必要です。
この記事では、マツエクサロンの開業に必要な資格や手続き、オープンまでの流れ、開業費用から成功のコツまで幅広い情報をお伝えします。
目次
マツエクサロンの開業に必要な資格と手続き
マツエクサロンとは、お客様にまつげのエクステンション(エクステ)やまつげパーマを施す場所をいいます。「アイサロン」など他の呼び名もあり、特に決まりはありません。
サロンの開業に必要となるのは、次の免許の取得や届出の手続きです。
- 美容師免許の取得
- 保健所への美容所開設届の提出
- 税務署への開業届の提出
それぞれ見ていきましょう。
美容師免許の取得
サロンを開業しようとする人に言うまでもないことですが、マツエクやまつげパーマを施すには、美容師免許が必須です。
目元というデリケートな場所への施術であり、過去に無免許での施術で何度もトラブルが発生したことから、美容師免許のない人がまつ毛の施術を行うことは禁止されています。
民間資格も取っておきたい
マツエクサロンは美容師免許で開業できますが、美容師免許を取ったうえで、さらにアイリストを養成する専門学校に通うか、マツエクサロンなどに勤め、スキルを身につける必要があります。
そのため、知識と技術の証明として、民間資格も取るのが一般的。
民間資格には、例えば日本アイリスト協会によるJEAアイリスト技能検定1・2級や、JECA日本まつ毛エクステンション認定機構の「安全技術師」、「まつ毛エクステンション1~3級」「認定講師」などがあります。
というのも、美容師免許を取るための美容学校において、まつエクの実習を行っている学校は半数ほど。美容師免許の実技試験にも含まれていません(令和5年現在)。
美容師免許を取得済みだからと言ってマツエクのスキルも十分にあるとは言えないのが現状です。
かつてまつげエクステは、資格がなくても施術できました。
しかし、無資格での施術・接客レベルの低さにより消費者とのトラブルが続出。
2008年3月に厚生労働省から「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」という通達が出され、美容師免許が必須となりました。
スタッフが常に2名以上なら「管理美容師」も
従業員が常に2人以上いるサロンでは、「管理美容師」も置く必要があるので注意してください。
管理美容師の資格を取るためには、次の条件を満たす必要があります。
- 美容師の実務経験が3年以上あること
- 都道府県知事指定の講習会を受講すること
試験はなく、講習をすべて履修した後にレポートを提出すれば資格が取得できます。
美容所開設届の提出
マツエクやまつげパーマの施術に美容師免許が必要となったのに伴い、美容室同様、マツエクサロンにも保健所への美容所開設届の提出、いわゆる美容所登録が必要となっています。
美容所登録には、サロン施設が美容所としての条件(広さや衛生環境など)を満たしている必要があります。そのため、内装工事をする前に保健所に相談、工事を終えたら開設届を出して立入検査を受けるという順に進めます。
税務署への開業届の提出
個人で事業を始めたら、税金関連の手続きも必要です。サロンを開業して一カ月以内に、管轄の税務署に届出を出すことが義務付けられています。
この際、所得税の確定申告を青色申告にするための「青色申告承認申請書」も一緒に出しておくと便利です。青色申告にすると、所得控除など節税の効果が高くなります。
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開業届は、出さなくてもペナルティはないですが、提出の義務があるものです。書き方はこちらの記事をご確認ください。
マツエクサロンを開業するまでの流れ
マツエクサロンの開業は、次のような順で進めていきます。
- コンセプト・ターゲットを決める
- 競合や市場の分析をする
- 物件を契約し、工事の打ち合わせをする
- 内装工事の設計図を持って保健所へ相談に行く
- 事業計画書を作成する
- 資金調達をする
- 内装工事・インフラの導入~什器などの搬入
- 美容所開設届の提出~立入検査~確認書の受領
- 広告宣伝
- 営業のシミュレーション
- オープン~開業届の提出
コンセプト・ターゲットを決定
最初にはっきりさせたいのは、自分がどんなサロンを開きたいのかということです。誰に向けて、どのような空間で、どのようなサービスを提供したいのか。具体的に決めておきましょう。
店のコンセプトやターゲットが決まれば、立地探しや店づくりもしやすくなります。結果として成功への近道となるのです。
競合や市場を分析
せっかく自分の理想とするサロンを開いても、ニーズがなかったり競合他店に負けてしまったりすれば、利益は上げられません。
競合となる他店の動きや状況、市場のトレンドなどを分析してください。そのうえで、この先も求められる、かつ勝ち残れるサロンを作る必要があります。
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商圏分析を個人でするのは限度があります。専門家の力も活用してください。こちらの記事から当サイトでの商圏分析サービスへのお問い合わせも可能です。
物件の決定、工事の打ち合わせ
コンセプトやターゲット層、競合他店の場所などを考慮して、最適な物件を決めます。賃貸契約を交わしたら、内装工事について業者から見積もりを取り、打ち合わせます。
賃貸契約を交わしてからオープンまでに長く日にちがかかれば、家賃もそれだけ余分にかかります。なるべく無駄のない日程を組みましょう。
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開業には立地条件も重要なポイントです。どこでサロンを開くかまだ決めていない人はもちろん、ある程度決めている人もそこで問題ないかどうかをこの記事で確認してみてください。
内装工事の設計図などを持って保健所に相談
工事に入る前に、必ず保健所に相談に行ってください。美容所登録には複数の条件があり、それを満たす工事でなければやり直しになってしまいます。
設計図を保健所の担当者に見せ、工事後の施設が美容所登録の要件を満たすかどうか確認してもらいましょう。修正すべき箇所があれば、業者と再度の打ち合わせです。美容系サロンの工事経験がある業者の方が勝手がわかるのでスムーズにいくでしょう。
事業計画書を作成
事業計画書とは、事業の内容や必要な資金額、ビジネスモデルやセールスポイント、売上の見込み、自己資金で不足する額などをまとめて可視化するものです。
事業計画書は経営を成功させるのに必要なほか、融資を申し込む場合には提出が必須です。この計画書が、融資可否の大きな判断材料となります。
必要な資金を調達
必要な資金の額がわかれば、自己資金で足りない分を融資などで調達します。資金の調達ができなければ、計画を立て直さなくてはなりません。貯金ができるまで延期するケースもよくあります。
無理をしてお金を借りても、経営が軌道に乗るまでに数カ月~半年ほどは赤字になりがちです。それまでに返済が滞り身動きが取れない状況になっては成功するものも失敗してしまいます。
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お薦めの資金調達方法は最後の章でご紹介していますが、それ以外にも様々な方法があります。こちらの記事で詳しく紹介しています。
内装工事・インフラの導入~什器などの搬入
資金調達ができれば、必要な工事を行い、電気や水道など必要な設備を整えます。施術に必要な椅子などの什器(家具)・マツエクの施術に使う道具なども揃えましょう。
什器や備品も、こだわり始めればキリがありません。コンセプトやターゲットに合わせた品質レベルのもので、かつ予算内に収めるべく調達してください。リースや中古品なども活用しましょう。
美容所開設届の提出~立入検査~確認書の受領
工事などが済んだら、美容所登録のための開設届を保健所に提出してください。平面図や付近の見取図などを添付し、美容師免許証の原本(確認後返却)とともに提出します。
開設届の提出と同時に、この後に行われる検査の予約もしておきましょう。検査でOKが出れば確認済証が発行されるため、保健所に取りに行きます。
検査を受ける必要があるため、開設届は遅くともオープン(営業開始)予定の7日前までには提出してください。
広告宣伝
開店前に始めるべきことの1つが、集客に向けた取り組みです。オープン当日から来店してもらうには、事前の周知が必須です。継続的に来客が見込めるよう、複数の方法を利用して集客に努めましょう。
集客方法には、公式サイトやSNSアカウントの開設、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)といったデジタルでのアプローチのほか、チラシの作成とポスティング、看板の設置、ショップカードの作成と配布などの方法があります。
営業シミュレーション
オープンする前に、実際に営業時のシミュレーションも行っておきましょう。
知り合いなどにお客の役をしてもらい、予約から迎え入れるところ、施術や支払い、見送りまで一連の流れを実際に行います。流れに滞りはないか、不必要となるものはないかなどを確認してください。問題があれば、オープンまでに解消しておきます。
オープン~開業届の提出
ここまでの準備がすべて整ったら、いよいよマツエクサロンのオープンです。清潔感を大切にし、笑顔でお客様を迎えましょう。「またここに来よう」と思ってもらえる接客サービスを意識することも重要です。
開業後は、1カ月以内に税務署への開業届を出すことも忘れないでください。確定申告を青色申告にする場合には、青色申告の承認申請書も同時に出しておくのがおすすめです。
マツエクサロンの開業を成功させるポイント
マツエクサロンには需要があるものの、成功は簡単ではありません。少なくとも次の4つの点は押さえて成功につなげましょう。
- 自分の店ならではの強みを作る
- 安全・衛生面に最大限の配慮をする
- 集客・顧客の確保に力を入れる
- 小さく始めてコツコツと続ける
どれが一番というわけではなく、すべて同じように重要です。このうち1つだけを怠ったとしても失敗の可能性が十分にあるので要注意です。
自分の店ならではの強みを作る
街にはたくさんのマツエクサロンがあります。その中から自店を選んで来てもらうには、他店との差別化が必須です。
ターゲットに合わせ、スピード重視なのかリラクゼーションも重視しているのかなど、はっきりとした売りがわかる店にしましょう。
また、例えば中年以降の富裕層を対象に、ネイルやアロママッサージなどで付加価値を付けるといった方法もあります。
安全・衛生面に最大限の配慮をする
マツエクサロンの開業には、当初は美容師免許の必要性がなかったもののトラブルが続出、その結果、美容師免許が必須になったという経緯があります。
目に隣接するまつ毛というデリケートな部分の施術となるため、安全面には十分に気を付けた施術を行ってください。もちろん、店内から細かな器具まで、いつも清潔な状態にしておきましょう。
集客・顧客の確保に力を入れる
お店を開くことだけに熱中し、「なんとかなるだろう」と集客への取り組みがおろそかになるケースも少なくありません。しかし、収益を上げるに集客は不可欠です。
お金をかけられないならSNSのアカウント開設から始める、時間が書けられないなら業者にサイト制作を依頼するなど、自店に合わせた方法でお客様を取り込みましょう。1回限りではなく、リピーターになってもらうための努力も必須です。
小さく始めてコツコツと続ける
マツエクサロンに限らず、事業には最初はお金をかけず、なるべく出費を少なくしてスモールスタートにするのが成功の秘訣です。
サロンをオープンさせた後にも、多額のお金が必要となります。また、オープン当初から黒字で順風満帆といったケースは稀で、経営を軌道に乗せるには3カ月~半年ほどかかります。
お金をかけるのはいつでもできるので、まずは経営を軌道に乗せることから始めましょう。
マツエクサロンを開業する4つの方法とメリット・デメリット
マツエクサロンを開業しようとする場合、大きく次の4つの方法があります。
- 自宅サロン
- テナントなど店舗物件を借りる
- フランチャイズに加盟する
- M&Aや事業継承の売却案件を買う
この他、レンタルサロンやシェアサロンなどの方法もありますが、この記事では自分のサロンを開業するという点で割愛します。
ではそれぞれの大まかなメリット・デメリットを見ておきましょう。
自宅サロン
もっとも小規模で手軽にできるのが自宅サロンでしょう。自宅の一部を改装するなどしてサロンにすれば、内装工事や月々の家賃の必要もありません。時間などにも融通が利くため、一人で気ままに始めたいという人には向いている方法です。
ただし、サロンの位置が必然的に決まってしまうため、場所によって集客が難しいのが大きなデメリットです。家事や育児、介護との両立はしやすいですが、逆に公私の区別が付けにくいというデメリットにもなり得ます。
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自宅で開業することのメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
テナントなど店舗物件を借りる
独立した環境で「自分の店を持つ」という夢を形にするなら、ビルのテナントなど店舗用の物件を借りて始めるのが一番近い方法です。
自宅と違い立地が選べるので、ターゲットに適した場所への出店で集客もしやすくなります。公私の区別をはっきりつけられることもメリットの1つです。
ただ、ネックになるのは物件契約時の費用と月々の家賃。店舗物件を借り、内装工事を施すのには多額の費用がかかります。また、出店場所をどこにするかで集客状況も大きく変わります。
フランチャイズに加盟する
「自分の店」へのこだわりが少ない、経営ノウハウに自信がないといった場合には、フランチャイズに加盟するのも1つの方法です。
大手の認知度で集客がしやすく、本部から経営の指導も受けられます。ただし、自分の思うように経営ができない、集客などに関しても本部に従う必要があり、自分の店でも好きなようにできないことはデメリットでもあります。
また、フランチャイズからの独立は難しい可能性が高いのと、月々などロイヤリティの支払いが必須なことがデメリットとなり得ます。
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フランチャイズ契約は、あらかじめデメリットもよく知っておく必要があります。こちらの記事にも目を通してみてください。
M&Aや事業継承の売却案件を買う
サロン経営から撤退しようとする人や、店を売りたい、引き継いでほしいと考える人から買うという方法もあります。
店がすでにある状態で買えば、工事などにかかる初期費用を抑えつつ、ある程度の規模で始めることができます。居抜きの物件でも、家具などを受け継げれば初期費用の節約になります。
ただ、個人でのやり取りは難しいため、M&Aなどを取り扱うサイトを使いましょう。ただし、スタッフなどを含めて受け継ぐ場合には、人間関係の構築など他の方面で気を遣う必要性も出てきます。
「M&A station」は、当サイトを運営する「Bricks&UK」が運営するM&Aの支援サイトです。買収後の経営についてもしっかりサポートいたします。ぜひご活用ください。
マツエクサロンの開業費用の相場と内訳
マツエクサロンを開くにはどのくらいの費用がかかるのかも見ておきましょう。
費用は開業方法や店の規模・場所などによって大きく異なりますが、自宅サロンなら50万円~100万円程度、店舗を借りる場合は300万円~700万円程度が必要です。
必要となるのは次のような費用です。
必要な費用項目 | 目安・相場 |
---|---|
店舗物件取得費 | ~100万円 |
内装工事費 | 10坪と仮定して200万円~300万円 ※1坪あたり20~30万円が相場 |
家具購入費 | ~10万円 |
施術道具・材料・消耗品など購入費 | ~20万円 |
広告宣伝費 | 5~30万円 |
当面の運転資金 | ※家賃など固定費の3~6カ月分 |
当面の生活費 | ※経営が軌道に乗るまでの3~6カ月分 |
物件取得費用
物件の取得費用は、まずマツエクサロンをどの方法で始めるかによって大きく異なります。自宅サロンの開業であれば、敷金や礼金など店舗物件の取得費用はかかりません。月々の家賃支払いもないので、運転資金も低く抑えられます。
ただし、美容所登録をするためには、施術用の部屋だけで最低13平米(約8畳・約4坪)の広さが必要であり、それとは別でその6分の1以上の広さの待合スペースや流水式の洗い場の確保の必要もあるなど、必須のスペースは決まっているので注意してください。
家具やインテリアの購入費
内装や家具などは、マツエクサロンの場合あまり殺風景で無機質な感じにはできず、ある程度のレベルにしておく必要があります。節約できるところとすべきでないところをしっかり考えて調達してください。
広告宣伝費
集客のための広告宣伝費には、無料のSNSからホームページの制作など、複数の方法を使う必要があります。お金をかけるべきところですが、かけすぎも禁物です。
忘れてはいけない2つの費用
経営が軌道に乗るまでには、少なくとも3カ月~半年ほどがかかります。その間に資金が尽きることのないよう、当面の運転資金や自身の生活費も確保しておいてください。
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そのほか、美容系自宅サロンの開業についての詳しいメリット・デメリットや開業までのステップなど、こちらの記事も参考にしてください。
マツエクサロン開業のための資金調達方法
マツエクサロンの開業には、場合によって多額の費用がかかります。すべて自己資金でまかなうことができなければ、親や親戚などから借りたり、銀行などから借り入れしたりする必要があります。
ただし、創業時では返済能力の有無を図るのが難しいため、民間の銀行で普通に融資をしてもらおうとしても難しい傾向にあります。
創業時でも比較的借りやすいとして有名なのが、次の2つの制度です。
- 日本政策金融公庫
- 自治体による制度融資
それぞれ見ていきましょう。
日本政策金融公庫の創業融資
日本政策金融公庫とは、政府が100%出資した金融機関で、預金業務などは行わず、個人や中小規模の企業への融資を行っています。
起業を促進する役割も担うため、創業時の融資にも積極的なことが特徴です。
無担保・無保証人で融資が受けられる「新創業融資制度」のほか、創業時向けの融資制度が何種類か用意されています。まずは事業計画書を持参し相談してください。
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日本政策金融公庫の審査に通るためのコツを、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ読んでみてください。
自治体による制度融資
各自治体でも、地域経済の活性化のため起業家への支援策を行っているところがほとんどです。
中でも、自治体と信用保証協会、金融機関とが連携して行う融資が「制度融資」と呼ばれるものです。信用保証協会が保証人の代わりとなってくれるほか、自治体によっては金利の一部を負担してくれるため、返済の負担が軽減されます。
制度融資は、地域によって利用条件や支援内容が異なります。窓口も商工会や金融機関などバラバラなので、まずは該当の自治体の公式サイトを確認してください。
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制度融資のしくみやメリットなどについて詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
マツエクサロンの開業は計画的に
マツエクサロンの開業は自宅でも可能なためハードルが低いと思われがちですが、美容師免許が必須で、美容所登録も必須。ライバルも多いことから、生き残りも簡単とは言えません。
マツエクサロンを開業するなら、まずはどんな店にしたいのか、どんな人をターゲットとしたいのかを決め、そこを軸に店舗の場所など必要事項を決めていきましょう。
必要となる資金は、開業方法や店の規模、ターゲット層などにより大きく異なります。ただいずれにしても、初期費用はなるべく抑えてスモールスタートとするのが得策です。
自己資金で不足する分は、日本政策金融公庫などから融資を受けるのが一般的。それには綿密な事業計画書が欠かせないので、しっかりと準備していきましょう。
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