経理業務をアウトソーシングするメリット・デメリット

「経理機能」のアウトソーシング
【記事を読んで「いいね!」と思ったらシェアをお願いいたします!】

「経理機能」のアウトソーシング化が広がる

近年、様々な業務のアウトソーシングが一般的になり、あえて従業員の数を減らし、必要なときに必要なだけアウトソーシングを利用する、といった企業が増加しています。
とはいえ、これまでアウトソーシングの対象としては、Webサイトの記事、物流、総務関係などが一般的でした。
どれも企業にとって重要な業務ではあるものの、メイン業務とは少し離れたいわゆる間接部門です。経理も間接部門ではありますが、企業のカギであるお金を握っている部門であるため、会社経営に直結する重要な部門と言えます。
このような企業の生命線の一翼を担う「経理機能」をなぜアウトソーシングするのか、どのようにアウトソーシングするのか、などについて解説します。

なぜ「経理機能」をアウトソーシングするのか

「経理機能」のアウトソーシング

経理は企業のお金を管理する部門で、イメージとしては情報漏えいや不正が心配な部門でもあります。
このような観点では、アウトソーシングは難しいように感じるかもしれません。実際は仕組み上情報漏えいや不正が起こるようなものではありませんが、100%リスクがないかと言われると誰も断言はできないでしょう。
それでも経理機能のアウトソーシングが増えている背景には、以下のようなメリットがあるからです。

  • 自社の人材だけで経理を担当しなくて良い。
  • 経理が忙しいときのみアウトソーシングを利用することで、経理を恒常的に雇う給与分のコストをカットできる。
  • 経理の人材を行くせいしなくて良くなる。
  • 社内の人材よりもむしろ不正のリスクが低い。(物理的にお金を取られる心配や、お金を取ってデータを改ざんされる可能性が低いため。)
  • プロがITシステムを活用した経理を行うため、仕事が効率的。
  • 社内の経理担当者だと情報を他の社員に話してしまうリスクがあるが、アウトソーシングだとその心配が少ない。

このように、経理機能のアウトソーシングには様々なメリットがあり、だからこそアウトソーシング化が広がっています。
また経理のアウトソーシング化は情報漏えいや不正の心配があるかもしれませんが、むしろそれらのリスクは軽減します。
なぜなら利害関係的に社内の経理担当の方が不正を行う可能性があり、情報漏えいに関してもうっかり話してしまう可能性が考えられるからです。

その点、アウトソーシングの場合、物理的にお金を触る機会が少ないため、お金を取る、データを改ざんする、といった不正のリスクは低いです。
また社内の人とそこまで交流するわけではないので、うっかり情報漏えいさせるようなリスクも低いと言えるでしょう。

「経理機能」のアウトソーシング化で大変なこと

「経理機能」のアウトソーシング

経理機能をアウトソーシング化すると、業務が効率化されるだけでなく、不正や情報漏えいのリスクも低減できることがわかりました。
しかし、アウトソーシングするにはそれなりの労力が伴うのも事実です。具体的には以下です。

  • 委託業者がスムーズに作業をしたり認識の齟齬が生じたりしないために、マニュアルを用意する必要がある。
  • マニュアルにない緊急対応等は、委託業者側で勝手に判断することができない。そのため緊急であっても確認作業が必要になる。
  • 結果的に委託業者に対してマニュアル等の資料をその都度渡したり、頻繁に連絡を取る業務が生じる。

委託業者は経理のプロですが、経理業務の進め方は企業によって異なります。
大枠の流れはだいたい同じですが、細かい部分を含めると業者だけでは判断ができません。

過去の経理業務にやり方を合わせる必要があり、また今後新たに発生する緊急事態に対処する必要もあります。
これらは業者では判断できない部分なので、マニュアルや資料として提示しておく必要があるでしょう。

業者がマニュアルや資料を確認して足りない部分や不自然な部分があれば、確認して修正を行う必要があります。
口頭やメールだけの連絡だと情報がまとまっておらず、また言ったか言ってないかの争いになる可能性もあるので、随時きちんと書類としてまとめなければなりません。

社内の担当者がマニュアルや資料作りになれていないのと、最初の段階で手こずる可能性があるでしょう。
そして第一関門をクリアしても、業者と連携を取る作業が発生します。
最初の段階で緊急対応も含めてなるべく資料化できていれば連携を取る手間は削減できますが、それでも100%マニュアル、資料のみで網羅することは困難です。

そのため多かれ少なかれ、業者と連絡を取って確認することになります。
とはいえ、マニュアル資料作りが負担になるのも業者との連携が負担になるのも最初のうちだけでしょう。

一連の流れがルーティン化されていけばアウトソーシングのメリットが活きてきます。
なぜなら社内の経理業務の量そのものは圧倒的に削減されるからです。
マニュアル、資料、連携の流れがうまくいきさえすれば、経理業務が効率化され負担がなくなります。

アウトソーシング業者の正しい選び方

「経理機能」のアウトソーシング

業者を選択する際には、自社の業務に合った業者を選択する必要があります。
なぜなら、業者によってアウトソーシングできることや経理の方法が異なるからです。
具体的なポイントは以下です。

  • 法人が依頼する場合は、法人に特化した業者を選択する。(個人中心の業者は法人に慣れていないケースがある。)
  • 下請けを使っていない業者を選択する。(アウトソーシング先の企業が下請け業者に流しているケースがある。そうすると管理体制が曖昧になる。)
  • 経営戦略等へのアドバイスも欲しい場合、サービスに含まれている業者を選択する。
  • なるべくIT活用できている業者に依頼する。
  • 納期をしっかり守ってくれるプロ意識の高い業者を選択する。
  • 自社が外資やグローバル企業の場合、国際会計基準に詳しい業者を選択する。
  • 業者を選択する際は、ホームページだけでなく評判等もなるべくリサーチする。

以上のようなポイントを押さえた上で業者を選ぶ必要があります。
業者選びは非常に重要で、失敗するといくら自社で頑張ってもうまくルーティン化できず、結果的に業者に依頼しない方がスムーズだった、骨折り損のくたびれもうけになってしまった、なんてことも考えられます。
そうならないためには、まずは優良な業者を選択し、さらに自社が依頼したい内容にマッチした業者を選択します。

おすすめの経理アウトソーシングサービス

経理業務のアウトソーシング利用は中小企業に多い

中小企業は基本的に人手不足です。そのため、経理業務をアウトソーシング化している企業は中小企業が多いです。
逆に大企業は良くも悪くも人材過多であるケースが多く、悪く言えば人材が余っています。
そのためあえて経理業務をアウトソーシングしなくても、社内で賄えます。
また中小企業が経理業務をアウトソーシングしている理由は他にもあります。具体的には以下です。

  • 少子高齢化によりどの業界でも人を新たに採用することが難しい。
  • 経理の専門知識を持つ人材を大手企業が囲い込んでいる。
  • 中小企業で経理人材を育成しても、その専門知識を活かしてより待遇の良い大手企業やベンチャー企業に転職してしまう可能性がある。

そもそも人材が少ない上に、せっかく教育しても外に出て行ってしまう可能性が高いのです。
転職が一般化してきているため、今より良い待遇を求めて転職する人は多いです。

経理スキルは転職市場において大きな武器になるので、自社のために社員に経理教育することはリスクにもなります。
自社のためにせっかくコストを割いて教育したのに、結果的にそのせいで転職してしまうという悲しい状況が起こりえます。
せっかく教育した経理人材が転職してしまうと、企業の経理業務が止まって困ることはもちろん、新たに採用して教育する労力とコストが生じます。
ただでさえ人手不足な状況なので、まず人材を確保することは難しいでしょう。

次に経理の教育を行ったとしても、うまく人材が育つとは限りません。
中小企業はそもそも採用できる人数も少ないため、何人も経理教育するための人材を採用することは難しいです。

上記の問題を回避するためには経理業務のアウトソーシング化が有効で、社員には企業のメイン業務に集中してもらうことができます。
企業のメイン業務に集中すれば売り上げが伸びるので、経理業務をアウトソーシングするためのコストも回収できます。
社内で人材教育するよりも効率的で、リスクも低いと言えるでしょう。

まとめ

「経理機能」のアウトソーシング

経理業務のアウトソーシングには多数のメリットがあり、特に中小企業にとってのメリットは大きいです。
今後は経理業務のIT化も人材不足もより進むと考えられるため、経理業務のアウトソーシングもより普及していくでしょう。経理業務のアウトソーシングの環境を整えルーティン化するためにはある程度時間が掛かるため、早めに導入した方が社員にメイン業務に集中してもらい、企業利益を最大化するための土壌が整うかもしれません。

友だち追加で限定特典GET LINE公式アカウント 友だち追加で限定特典GET LINE公式アカウント

経理コストを最大50%もカット!?
その秘訣をお教えします

【記事を読んで「いいね!」と思ったらシェアをお願いいたします!】
経営者、経理担当者のみなさま。こんなお悩みはありませんか?
  • 代表が経理業務を兼務している…
  • 経理担当が突然、退職してしまった…
  • 募集をかけても希望する人材が集まらない
  • 経理担当の採用・教育にリソースがかかり過ぎて困る
  • 経理業務に関するコスト削減したい
  • 必要な時だけスポットで人手が欲しい…
経営者、経理担当者のみなさま こんなお悩みはありませんか?
「経理代行サービス」をご存知ですか?

専門性が高く、時期によって繫閑の差が激しい経理業務は、採用や雇用に関わるコストがかさみがちですが、会社経営に不可欠なセクションのため、近年、アウトソーシングを選ぶ会社が増加の傾向にあります。
上記のようなお悩みをお持ちであれば、コストの削減や見直し、ブラックボックス化してしまっている業務の可視化や改善など、多くの効果が期待できる経理のアウトソーシングの検討をおすすめいたします。

Bricks&UKグループは、東京(日本橋、品川)・名古屋・四日市・タイまで国内外5か所に拠点をもつ大型税理士法人です

いつでも無料でご相談いただけます
Bricks&UKは業務設計による、生産性向上・利益率向上を得意としています。
業界内の平均と比較しても倍近い利益率のため、多くの企業様が業務設計「カイゼン」のヒントを得るため、事務所見学に訪れるほど。
経理代行会社としては業界トップクラスの規模と業務設計ノウハウで、貴社の生産性・利益率向上のお手伝いをします。


サービスの内容・特徴など詳しくはこちら