駆け出しコンサルタント歴子の「ビジネスde天下統一」#1

駆け出しコンサルタント歴子の「ビジネスde天下統一」-武田信玄編-
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「歴史」に学ぶ!会社経営 ビジネスのヒントは先人の知恵にあり

企業が直面する様々な経営的課題をどう乗り越えるべきか?
経営者なら誰もが頭を悩ませるもの。
実は、多くの優秀な経営者たちは「歴史上の偉人や出来事」からヒントを得ていました!
では実際に、歴史からどのような事を学び、どのように経営に活かす事ができるのでしょうか。
新米経営コンサルの主人公・歴子と一緒に学んでいきましょう!

登場人物

登場人物:歴子

歴子(23)
とあるコンサルティング会社に所属する新人コンサル。考えるよりもとにかく行動に移すタイプ。割と臆せずなんでも発言できる強いメンタルの持ち主で、先輩のはずの歴彦のことをやや軽く見ている節あり。梱包素材の「プチプチ」を見ると全部潰したくなる性分。

登場人物:歴彦

歴彦(28)
歴子と同じ会社の先輩コンサル。生来のオタク的気質から知識の幅が広く、特に「歴史」に関しては一家言あり。こう見えて意外と敏腕で部署のエース的存在。口癖は「コンビニとA○azonがあれば、人類はあと100年は戦える」

CASE.1「部下のモチベーションアップには」

駆け出しコンサルタント歴子の「ビジネスde天下統一」-武田信玄編-
駆け出しコンサルタント歴子の「ビジネスde天下統一」-武田信玄編-
駆け出しコンサルタント歴子の「ビジネスde天下統一」-武田信玄編-

※この漫画はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには一切関係ありません。

今回のプロファイル:武田信玄(1521~1573)

甲斐国(現在の山梨県)の戦国大名。
古代中国の兵法書『孫子』の一節から引用した「風林火山」の旗印や、「甲斐の虎」の異名で呼ばれ、「越後の龍」と称された上杉謙信との、長年のライバル関係などはあまりにも有名ですね。

武田軍は戦国最強とも言われ、その武勇はかの織田信長や、徳川家康をも恐れさせるほどでした。
(武田軍にコテンパンにされ、死にかかった家康は恐怖のあまり、馬上で脱糞しちゃったという逸話があるほど)

そんな信玄の遺した言葉に「人は城、人は石垣、人は堀、情は味方、仇は敵なり」というものがあります。
国を守るために大切なのは、城や石垣ではなく、「人」そのものである。
人の結束は、強固な「城」にも匹敵するのだ!といった意味合いで、同時に人というものは、誠意を持って接すれば心強い味方になる半面、不義な扱いで恨みを買えば敵となるもの、と注意を説いています。

この言葉を反映した信玄の政策として、家臣のやる気を向上させるための待遇制度が挙げられます。
まず人材登用において、家柄や身分にとらわれず、実力のある有能な人材を積極的に登用しました。
さらに軍議に「合議制」を取り入れ、家臣に十分議論させた後、それらの意見を取り入れ、最も有用な方法を決断したそうです。

ちなみに信玄は朝、昼、夜、と三つの勤務体制を作り、現代でいうところの「フレックスタイム制度」を導入した「働き方改革」の先駆者でもあります!

その理由を「人間誰しも悩みがあるもの。個人的な悩みを職場に持ち込んでは、人は上の空で仕事ができなくなる。これらを解決するまでは朝、昼だろうが、夜までかかっても構わないから出仕はしないこと」と言ったとか。

また「わしはお前たちを信用している。だから出仕簿などを付けたりせずにお前たちが心置きなく出仕できるように待っている」とも言ったそうです。
(逆に出勤簿ないのもまずいような…?笑)
これに家臣たちは大いに喜び、ますます忠誠心は高まったとの事。

仕事を与えるだけでなく、部下が働きやすい環境を作っていくことが、上司という立場の重要な役割であることを、信玄はよく理解していたのでしょう。
時代や環境が違えど、人の考えること・求めるものは変わらない、ということでしょうか。
400年以上たった現代のビジネスシーンにおいても、信玄の政策には学べる点が多くあると言えますね。

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