若手を採用する時の注意点

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人事採用を担当している方の中には、若手社員の採用にあたって、どのような基準で評価を行えば良いのかにお困りの方が多いのではないでしょうか。
この記事では、若手社員の採用を行う際に気を付けておくべきポイントについて解説いたします。

採用後に若手社員の定着を図るために人事担当者が知っておくべき注意点についても説明いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。

年代別の思考や価値観を理解する

若手社員の採用するときに注意すべきこととして、年代別の思考や価値観を理解することが挙げられます。
私たちは年代によらず人間として普遍的な価値観は共有していますが、人格の形成において環境の変化を受ける部分は少なくないからです。
ただし、「ゆとり世代」「さとり世代」など、各世代を象徴的なイメージで分類する方法はよく用いられますが、若手社員に対する単なるレッテル貼りとなってしまうケースがほとんどで合理的ではありません。
より重要なことは各世代の人々日常的にどのような情報に接し、どのような手段を用いてコミュニケーションを実際に行なっているかを具体的に理解することです。

20代、30代はSNS時代

2020年現在で20代〜30代の年代の人々は、友人や家族とのコミュニケーション手段としてSNSを積極的に活用していることが特徴として挙げられます。 特に、スマートフォンとTwitter(ツイッター)が一般に普及するようになったことは重要です。
Twitterが日本で流行の兆しを見せ始めたのは2009年前後であり、これはスマートフォンの普及とほぼ同時期になります(アップル社のiPhoneの発売は2007年です)
2020年現在で25歳〜30歳前後の人々は、中学生・高校生といった、他者との人間関係の構築方法を学ぶ重要な時期において、すでにこうしたSNSを用いたコミュニケーションを行なってきていることが考えられます。 つまり、彼らは「ごく私的な仲間内の会話」であってもSNSを用いるのが自然な世代なのです。

SNSがコミュニケーションにもたらした変化

Twitterがそれ以前のメディアと大きく異なる点は、自分自身の社会に対する発信や、プライベートな情報発信をごく手軽に行えるという点です。
(それ以前にもmixiなどのSNSサービスがありましたが、Twitterと比較すると「日常会話」のツールとしては劣ります)
スマートフォンとTwitterの組み合わせによって、仲間内でのごく私的な会話についてもSNSを通して行うことが可能になったという点が重要です。
本来はひとことの会話で済むような内容であっても、通信デバイスに表示される活字で伝達することに慣れている世代にとって、それ以前の世代の人々とのコミュニケーションは大きな障壁となる可能性があるからです。
若手社員自身がこうした課題をトレーニングによって克服していくことは重要ですが、彼らを育成する立場の人々が歩み寄りを見せることも重要です。

育成する人が成長し続けることが大事

若手社員は、自分たちを育成する立場の人たちの言動を注意深く見定めているものです。
入社当初は「実力的にとても追いつかない存在」であった先輩社員も、若手社員自身が一人前に仕事をできるようになるにしたがって、「自分と同じ社員」としての評価の対象となっていくでしょう。
その際、上でも見たように現在の20代・30代はSNSを通して会社内外のさまざまな人たちの発信に接していることに注意を要します。
必ずしも社内で構築された評価基準のみならず、社会一般の基準から見て「相手の実力や人格はどうなのか」の評価が簡単になっているからです。
今後は、育成する立場の人たちも自身の成長を続ける働き方がより重要になっていくのは間違いありません。

辞めない会社は、自分の存在意味を感じられる会社

20代・30代の若手社員にとって、魅力的に感じる会社(辞めない会社)は「自分の存在意味を感じられる会社」です。
注意点としては、まだ社会人経験の短い人の場合には、「自分の存在意味を感じられるようになるための働き方」をよくわかっていない可能性があることです。
仕事を通して自分の存在意味を感じるためには、何よりも自分が所属する組織に貢献しているという意識を持てることが必要です。
自分が組織に貢献していると感じられて初めて、自分は重要な存在であること(自己肯定感)を感じることができるからです。
自己肯定感を持つことができれば、さらに組織に貢献しようという意識が生まれ、従業員本人にとっても、会社組織にとっても良い循環を生み出すことが可能となります。
重要なことは、若手社員を受け入れる組織の側からも「あなたは組織に貢献してくれている」というリアクションをなんらかの形で返すことです。
現場で若手社員を指導する立場の社員がこうしたリアクションを積極的に返すように心がけるとともに、会社の人事評価制度においてもこうしたリアクションを返す仕組みを構築する必要があるでしょう。

まとめ

 

今回は、若手社員を採用する際の注意点について考察しました。
辞めない社員を採用するためには、彼らの普段の生活パターンや日常的なコミュニケーションの取り方に目を向けることが大切です。
その上で、若手社員にとって企業が自分の存在意味を感じられる場所になるよう、教育体制や人事評価の仕組みを構築していく必要があります。

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