【メリット・デメリット】店舗の内装工事を誰に頼む?

店舗の内装工事を誰に頼む?
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飲食店の内装工事を店舗デザイナーに頼むメリットデメリット

飲食店の内装工事は、それなりにコストが掛かるものです。
そのため昨今では「DIY」という言葉が流行ったりメディアでも特集されていたりします。
DIY = do it yourself(自分でできることは自分でやる)」ということですね。コスト削減の方法としてはシンプルでわかりやすい方法ではあります。
ですが普段やりなれてないことばかりなので、それにはかなりの労力と時間を奪われることになります。
結果そればかりに時間をかけてしまって、開店準備のメニュー作りやお店のオペレーションなど、本来の飲食店オーナーがやるべき仕事がおろそかになってしまう方もいらっしゃいます。
そうならないためにも、しっかりと開業準備のための資金を組み立てて、自分で出来ることと誰かに頼むことを振り分けていきましょう。ここでは店舗内装を店舗デザイナーに頼むメリットとデメリットをいくつか紹介しますので、開業の準備のヒントとしてご参考ください。

店舗デザイナーに店舗設計を頼むメリット

    • 保健所対策や消防法など、役所申請がスムーズにできる
    • 自分の理想の内装が実現できる
    • 内装業者を専門的にコントロール、指示できる

    店舗デザイナーに店舗設計を頼むデメリット

    • 工事以外に設計コストが掛ってくる
    • 店舗デザイナーの意向が強く、オーナーの意見が合わない場合がる
    • 難しいデザインだと内装工事業者のコストが跳ね上がる

    以上を踏まえて、どのように店舗内装を取りまとめていくかを考えていきましょう。

店舗デザイナーに店舗設計を頼むメリット

店舗の内装工事を誰に頼む?

はじめに、店舗デザイナーに頼むメリットから紐解いていきましょう。

保健所対策や消防法など、役所申請がスムーズにできる

物件が決まって飲食店を始める時に、役所への申請が必要です。
その地域の保健所に申請を出したり、物件によっては消防署に防火物使用開始届や工事開始届、消防設備の設置届の提出が求められたりします。
特に消防届の提出に至っては、消防設備士の資格者でないと提出ができない書類があり、図面作成や物件の現状把握も必要になってきますので、何度も役所に出向く羽目になるなど必要以上に時間も要します。

自分の理想の内装が実現できる

これらは内装業者も対応してくれる範疇ではありますが、面倒な書類も多いため、なかなか思うように動いてくれないケースもあります。
その点、店舗デザイナーや設計資格のあるものに頼むと、当然設計段階で運営の出来る店舗づくりが第一前提で設計に取り掛かりますので、大変スムーズに進めることが可能になります。
自分の理想の内装を実現するための一番の相談者のポジションにいる、デザイナーに頼む大きなメリットの一つです。

こだわりの内装や、知らない素材だったりすると、どうしても内装業者だけでは足踏みをしてしまいます。
店舗デザイナーに頼めば、納まりだったり商材選定だったり、内装業者との打ち合わせもスムーズに行え、細部までこだわった内装を実現するには絶対不可欠な職業といえます。
上述のことから、実際に施工する内装業者に指示を出し、コントロールすることが出来ます。

内装業者を専門的にコントロール、指示できる

内装業者はもちろんプロではありますが、職人さんたちはどうしてもわがままな面があり、難しいことや面倒くさいことはしたがりません。
決して手抜きではないのですが、その一手間に意味を見出せないから、簡単に物事を終わらせ、こちらからしたら適当な仕事をされてしまったという結果になってしまいます。
ですが、デザイナーが取りまとめることが出来れば、それは変わってきます。

各々が店舗の目的を知り、完成図を知ることとなり、職人さんたちも自分たちの価値や役割の理解をし始めていきます。
それが彼らのポテンシャルを最大限に活かすこととなり、最終系の理想の内装へと向かうことが出来るのです。
デザイナーにはそんな役目や効果もあるのです。

店舗デザイナーに店舗設計を頼むデメリット

店舗の内装工事を誰に頼む?

次にデメリットについて話を進めます。
デメリットというと、マイナスなイメージを持ちがちですが、それを理解することによって「対策が出来る」ということに重点を置き、話を前向きに進めていきましょう。

工事以外に設計コストが掛ってくる

設計コストが掛ってくるのは、オーナーさんにとって、目に見えるデメリットです。
やはり、運営資金などを考慮するとなるべくコストは押さえたいという事は当然です。
なので店舗デザイナーに仕事を頼む場合は、開業に対しての予算設定を必ず組むようにしましょう。
闇雲に店舗デザイナーに相談するのではなく、目的を持って相談することによって、予算内での設計や判断をしてもらうことが大事になってきます。

店舗デザイナーの意向が強く、オーナーと意見が合わない場合がある

次に店舗デザイナーの意向と合わないということですが、こればっかりは店舗デザイナーも人間なので仕方がありません。
自分とセンスや目的の合うデザイナーを探すことがなによりです。
方法としては、これまでの作品事例を見せてもらうこと、年齢や性別で判断することなども解決法のひとつです。
飲食店開業はオーナーさんの夢を作るプロジェクトでもあるので、フィーリングが合う、合わないは実は一番大事な部分ともいえます。

難しいデザインだと内装工事業者のコストが跳ね上がる

最後にデザインによる工事業者の工事金額の増大です。このトラブルを聞く機会が断然多いです。
最初のラフスケッチ段階での業者の見積もりが甘く、実際現場が始まってみれば見込んでいない工事や部材があるなどといって、当初の見積もり金額の2倍になってしまったという話も珍しくありません。
これを防ぐには、店舗デザイナーと工事業者の接点をしっかり持たせることが大事になってきます。
両社間にコミュニケーションがないと、何事も上手くいきません。
良好な人間関係が一番の解決策だといえます。

まとめ

店舗の内装工事を誰に頼む?

ここまでいかがだったでしょうか。
店舗デザイナーを使うか否かは、最終的にはオーナー様の意向によるものです。
ですが店舗デザイナーに頼るのであれば、失敗しないように慎重に自分のあったパートナー関係を築くことが大事だということをお伝えします。

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