ドラマ「SUITS」に学ぶビジネス術 Vol.2~上司との付き合い方~

ドラマ「SUITS」に学ぶビジネス術 Vol.2~上司との付き合い方~
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「俺は部下に対しては平等で、率直に、差別しない」

ビジネスマンにとって、上司と上手く付き合えるかどうかは、仕事のしやすさだけでなく、昇進や今後の収入にも大きく影響する可能性があります。

海外の大人気リーガルドラマ「SUITS(スーツ)」では、敏腕弁護士のハーヴィーと新米弁護士のマイクを通して、上司と部下の付き合い方が分かりやすく描かれています。
上司はどんな部下を可愛がりたくなるのか、苦手な上司と上手く付き合うにはどうすべきかといったヒントが、ドラマの中にはいくつも登場します。
海外と日本ということで、国の文化に違いはありますが、ドラマ「SUITS」から学ぶ、すぐにでも使える上司との付き合い方のコツを解説します。

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上司に愛される部下の特徴とは

ドラマの作中、上司であるハーヴィーは弁護士資格もないマイクに、面接の時点で惚れ込み自分の弁護士事務所に迎え入れます。
その後も、直属の部下とはいえ、他の新米弁護士とは比べ物にならないほど信頼をよせ、2人の絆は徐々に固く結ばれていきます。
海外ドラマを参考に、日本のビジネスシーンで使える上司に愛される部下の特徴を見てみましょう。

上司との会話をよく理解しいつまでも覚えている

新米弁護士のマイクは、特殊な能力を持っています。
一度見たものや聞いたことを全て記憶できる能力ですが、この記憶力はビジネスシーンで大いに役立ちます。
作中、マイクは頻繁に、上司であるハーヴィーが過去に言った言葉を使います。
過去の上司との会話を、いつまでも記憶しているのです。
自分との会話を理解し、それをいつまでも覚えている部下は、少々生意気でも上司にとって信頼できる相手であり、可愛がりたくなってしまいます。

人が一番興味を持っていることは、お金や地位ではなく「自分」です。
どんな人でも自分のことが大好きですし、自分のことを理解してくれる人を大切にしたくなります。
マイクのような特殊能力がなくても、上司とした大切な会話から何気ない会話まで、細かく覚えておくと、今後の付き合いに良い影響が出ます。

会話を覚えられない場合は、上司との会話の後にメモを取ったり、スマホのボイスメモに残したりしておくといいでしょう。

必要であればしっかり自己主張をする

職場では、上司の言葉は絶対です。
ドラマの中でも、理不尽な上司の要求に頭を抱えるマイクの姿が描かれています。
しかし、マイクは必要なときは、しっかり自己主張をします。
これは、海外だから許されるということではありません。
日本のビジネスシーンでも「自分はこうありたい」「こんな仕事をしたい」という主張をする方が、上司に信頼されることがあります。
自分のすべきことを誠実にこなした上で、上司との信頼関係を築けば、部下からの自己主張も可愛いとおもえるものです。

上司が窮地に追い込まれているときに全身全霊でサポートする

誰でも、自分が窮地に追い込まれているときに手を差し伸べた人に、強い信頼感を抱くようになります。
ドラマでは、上司であるハーヴィーが窮地に陥っているとき、マイクは私服で会社に出てきて、同じく慌てて私服で出社しているハーヴィーと一緒に、問題解決に取り組みます。
通常の仕事に真摯に向き合うことは常識ですが、それ以上に上司との信頼関係を築きたいなら、上司が困っているときにこそ全身全霊でサポートしましょう。
問題が解決しなくても、自分が危うい立場に立ったときに手助けされたことを、人は簡単に忘れないものです。

上司ならどうするかと考えて仕事に向き合う

尊敬できる上司がいる方は、仕事で悩んだとき「彼ならどうする?」と考えて行動すると、上手く切り抜けられる場面が多々あると思います。
作中でも、マイクが「ハーヴィーならどうするか考えました」というシーンが何度か出てきます。
リアルでも、上司との会話の中で「○○さん(上司)ならどうするか考えて決めました」という言葉を使えば、上司から可愛がられる部下になれるでしょう。

誠実さは他者をかばうときにこそ上司に伝わる

「私はあなたに忠実です」と言葉で何度伝えても、本音はなかなか理解してもらえません。
上司に信頼性を理解して欲しいときは、本人に伝えるのではなく他者をかばう方が誠実さをアピールできます。
ドラマでは、ハーヴィーの上司である所長のジェシカと、彼の過去の恩師について話をしているシーンがあります。ハーヴィーは「俺は恩師を絶対に裏切るようなことはしない!」と上司に怒鳴りますが、その後すぐに「あなたを裏切らないのと同じように」とすかさず伝えます。

人は、自分にだけ忠実な人より、自分の目の前で他人に誠実な態度をとる人を信用します。
上司のためであっても、他の誰かを平気で裏切る部下を上司は心から信用しません。
愛される部下になるには、自分にメリットのある人にだけ良い顔をせず、恩恵を受けた人を裏切らないことが大切です。

苦手な上司との付き合い方

会社には、1人や2人気の合わない上司がいるでしょう。
組織の中で働くには、気の合う人とだけ付き合っているわけにはいきません。
ドラマでは、ひねくれた性格で嫌われ者の上司ルイスが登場します。
彼は、敏腕弁護士ですが部下からは非常に嫌われています。
そんな難しい上司との付き合い方のヒントも、ドラマの中に散りばめられています。

苦手な上司が可愛がっている部下に協力する

ルイスの下には、彼が可愛がっている部下が数名います。
ひねくれ者のルイスの下で働いているだけあって、部下もかなりの曲者です。
マイクは、ルイスの部下に騙されて、頼んだ仕事はしてもらえず、逆にルイスの部下の面倒な仕事を押し付けられるシーンがあります。
押し付けられた仕事を、必死でこなしているマイクの元にルイスがやってきて「わたしの部下に押し付けられたのではないか」とマイクに問います。

マイクは、彼をかばって「自分がヒマだからやっているだけ」だと言います。
ルイスはそれを聞いて、マイクを一目置くようになります。
自分の部下をかばう、マイクの誠実さを目の当たりにしたからです。
敵対している相手や、別の派閥に属している人に対して誠実であることが、苦手な上司の気持ちを動かすことがあります。
上司に耳障りのいい言葉をかけるより、相手が大切にしている人や物にも誠実であることが、苦手な上司と良好な関係を築くポイントです。

上司のことを理解して攻略法を探す

ドラマの中でよく出てくる言葉のひとつが「相手のことを知れ」です。
苦手な上司に対しても、この言葉が有効に作用することがあります。
上司の趣味嗜好や仕事への向き合い方、価値観や人生背景など、できるだけ相手のことを知り、そこから攻略法を考えると、突破口が見えてくるでしょう。
日常的に使えるものとしては、上司の趣味についてリサーチし、それについての質問をすることで、苦手な上司と会話をする頻度が増えます。
会話が増えてきたら、上司に興味を持って人生の背景を聞き出してみるのもおすすめです。

心理学では、人は自分に興味を持ち、自分の話に興味を持って聞いてくれる人に好感を持つとされています。
「どうして、この業界を選んだのですか?」
「この仕事で難しいと感じるところは?」
「幼い頃の夢は?」
こうした質問をして相手の人生背景を探っていくと、苦手だった相手に親近感が湧き、徐々にいい関係が築けるようになります。

まとめ

ドラマ「SUITS」に学ぶビジネス術 Vol.2~上司との付き合い方~

会社という組織の中に入れば、上司と上手く付き合うことは必須スキルです。
上司をおだてるだけでは気に入ってもらえませんが、いくつかポイントを抑えておけば、上司といい関係を築き信頼してもらえる部下になれます。
仕事に真摯に向き合い、人並みの成果を残すことはもちろんですが、上司にも同僚に対しても誠実であることが、上司に信頼され良い関係を築く最善の方法です。

また、真面目なだけでは他の社員に埋もれてしまい、可もなく不可もない社員になってしまいます。
上司に対して、自己主張や自己アピールをすることも必要なので、ここぞ、というときには声をあげて、上司に愛される部下を目指しましょう。