これで失敗しない!創業融資の面談で成功するコツ

創業融資の面談で成功するコツ
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日本政策金融公庫の融資面談が不安な人も多いでしょう。
緊張するのは当然ですが、不安は準備不足が原因かもしれません。
何を準備しておけばよいか理解していれば、自信を持って堂々と挑めるはずです。
面談までの流れ、用意しておく物、服装やマナー、質問への対策など、この記事で確認して十分な準備をしておけば、もう怖くありません。

これから融資面談に挑む方は、ぜひ参考にしてください。

融資面談までの流れと専門家のサポートを受ける・受けないの違い

創業融資の面談で成功するコツ

認定支援機関の専門家のサポートを受ける場合

1.認定支援機関の専門家と電話
2.必要書類の準備と作成
3.専門家が書類をチェックして公庫へ提出
4.面談

融資面談までの流れは、専門家を通す場合と自分で行う場合で変わります。
専門家とは認定支援機関に登録している人で、通すことで中小企業経営力強化資金制度を利用できるようになるのです。

たとえば、金利が優遇されやすい、無担保・無保証人での融資や、面談にも同席してくれる場合があり融資までサポートをしてくれます。
専門家のサポートを受ける場合では、まず最初に電話などで相談してください。必要書類や準備について、必要なことを専門家が指示してくれます。
必要書類の作成や準備ができると、専門家がチェックし問題がなければ、日本政策金融公庫まで代わりに送ってくれます。

おおよそ申し込みから、1~2週間程度で担当者と面談です。
その際、専門家を通すと、担当者との日時調整をしてくれます。
専門家を通せば、書類作成の負担が軽くなるなど、多くのメリットがあるのです。

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専門家のサポートを受けない場合

1.事業資金相談ダイヤルに電話などで問い合わせ
2.日本政策金融公庫の支店に行く
3.必要書類の準備
4.借入申込書など必要書類を提出
5.面談

自力の場合、多くのことを自ら調べて用意しなければなりません。
まず事業資金相談ダイヤルに相談し、支店窓口へ訪問し借入申込書を支店窓口へ提出してください。
創業計画書や事業計画書など、必要書類の作成や準備を行います。
必要書類の作成や準備ができたら、日本政策金融公庫の支店へ直接、または郵送で提出してください。
提出後、担当者が電話や書類で、面談日時を連絡してくるという流れです。

面談時の注意点

創業融資の面談で成功するコツ

面談に必要な書類

事業計画書や創業計画書、印鑑や運転免許証や通帳、確定申告書のコピーや開業時の経費の明細書など、個人の状況に合わせて多種多様な書類を用意してください。
面談時に必要なものは、日本政策金融公庫から送られてきます。
用意できない場合、後から提出できますが融資自体が遅れることになるため注意が必要です。

服装やマナー

面談時、担当者に信頼できないと判断されると、融資はむずかしくなります。
最低限、社会人としてふさわしい服装とマナーを心がけましょう。

服装は必ずスーツ、というルールは設けられていません。
ただ、融資をお願いする側ですから、ラフすぎる格好だとマイナスイメージを持たれるリスクが高いため、スーツが無難です。
服装に限らず髪もきちんとセットし、だらしない格好は避けましょう。

言動や態度にも注意が必要です。
担当者の中には、答えづらい質問など厳しい接し方をする人もいます。
腹が立つこともあるかもしれませんが、怒れば台無しになるため落ち着いて答えることが大切なのです。

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受け答えのポイント

面談時間は30分、長くても1時間半程度です。
その間、さまざまな質問をされますが、落ち着いて丁寧に答えましょう。
話すのが苦手という人も、質問に対し焦らず丁寧に答えることがポイントです。
逆に話が得意な人は、質問以外のことも話したくなりますが、我慢してください。
無駄口なく質問に答えるだけでかまいません。

また、事業内容についての質問もありますが、創業計画書に書かれた内容と異なることを答えないようにしましょう。
創業計画書の内容を踏まえた質問ですから、異なる答えだと大きなマイナスイメージとなります。
事業内容は自分がしたいことですから、面談の前に創業計画書をはじめ提出する書類を読み込み、熱意を持って質問に答えていきましょう。

借りられる金額を聞くのはダメ

担当者は融資したお金を返済できるかどうかチェックしています。
信頼できない言動を聞くと担当者も融資に踏み切れません。
そのため「いくらまでなら貸してくれるのか」という質問は避けましょう。

融資を受ける場合、事前に希望の融資額を伝えます。
希望金額を明確に答えられれば用途がしっかり決まっていると判断するでしょう。
しかし「いくらまで」という質問は、用途に必要なお金以上を借りようとしていると判断されかねません。
いきあたりばったりで計画性がないと判断され、信頼を失うリスクが高いのです。

売上の根拠をはっきり述べる

本当に返済できるかどうか判断する場合、売上が重要な根拠となります。
具体的にどんな方法で売上をあげ、返済できるか担当者は確かめたいからです。
答えられない、曖昧な内容だと融資は遠ざかるでしょう。
計画性がない、何によって売上を出すか把握していない事業者を信頼できる人はいません。
売上の根拠はしっかり考えてください。

ここで差がつく!融資面談ではどんなことを聞かれるのか

融資面談の予習は大事!確実に突破するために必要

日本政策金融公庫の融資を確実に受けるには、融資面談で何を聞かれるか事前にチェックすることは大切です。
質問に答えられないと融資される可能性は低くなります。
逆の立場で考えてみてください。
「どうして起業したのですか?」という質問に対し答えられない経営者を信じ、大切なお金を貸してもいいと考えるでしょうか?
融資面談で何を聞かれるのかを知り、予習をすればきっとクリアできるでしょう。

起業創業の動機・理由

融資担当者にとって、起業に対する覚悟や情熱がどれだけあるかも知りたい情報のひとつです。
経営者ではなく会社員でも叶えられる夢はたくさんあります。

どうして起業しなければならないのか、その背景で融資担当者は信頼できる人物かどうか判断するのです。
創業計画書にも記載が必要ですから答えに困ることはないはずです。
事業でどんな目標を設定しているか、社会にどんな貢献ができるのかなど語ってください。実体験を織り交ぜると説得力が増します。

創業計画書と矛盾しない内容で、アピールポイントになることがあるなら積極的に伝えましょう。
嘘くさくなく、自分の言葉で情熱的にしっかりと答えることが融資担当者の心を動かすのです。

自己資金の詳細で本気度を示す

起業するために、どんな方法で自己資金を貯めたのかも、融資担当者が気にするポイントです。
起業の本気度がどれぐらいあるのか判断材料になります。

宝くじが当たった、遺産を相続したよりも、計画的に仕事などでお金をコツコツ貯めたほうが融資担当者に好印象を与えやすいのです。
起業にかける本気度を感じさせますし、まとまったお金があるから事業をするといういい加減な印象もありません。
自己資金がどれぐらいあるのかと同時に、どのように集めたかも意識して答えを用意することが大切です。
また、見せ金ではないのか、借金で用意したのではないか、金額について嘘をついていないかなども厳しくチェックされます。

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売上や費用の根拠を疑われると厳しい

経営には安定した売上が必要となります。
その根拠が明確で自信を持っていないと、採用担当者の信頼を得られません。
売上を出せるだけの確証が持てないからです。
また、融資したお金が確実に返済される点においても不安要素しかありません。

売上に限らず、経営においてどれだけの費用がかかるかもチェックされます。
現実的ではない売上見込み、低い費用だと、本気で計画を立てているかと疑われても仕方ないでしょう。
売上や費用については細かくチェックされることは覚悟が必要です。

通帳もチェックされる!入出金の内容

日常生活のお金の出入りも管理できていない人は融資の可能性が低くなります。
経営では、日常生活より複雑な入出金が出てくるはずです。

いい加減な管理をしていれば、起業してもすぐに倒産することもありえます。
そのため、通帳を見て、家賃や公共料金などが期日までにきちんと支払われているかどうかチェックします。

大きな金額が出ている、入金されている場合、理由も聞かれるでしょう。
信用してもらうには、言葉だけではなく資料も用意しなければなりません。

多額のローンや借金には注意!

融資審査にあたっては、申請者の返済能力の判断材料として、指定信用情報機関のCICを通じて債務情報がチェックされます。
借入状況やクレジットカード支払いの延滞などの「個人信用情報」です。
個人信用情報では、過去にクレジットカードやローンの支払いに延滞や遅滞がないか、公共料金の滞納・未納、脱税などが重要な情報です。

これらの情報によって、健全な債務観念、資金管理能力の有無が判断されます。
もし心当たりがある方は、ローンやキャッシングの完済など借金返済が優先となります。

競合他社と競争して勝てる事業や会社の理由

その事業を行うことで、どうして利益を得られるのか、競合他社との競争についてどのように勝とうとしているのかも、よく聞かれる質問です。
魅力的な事業でも大手がすでにある、競合他社がたくさんある場合、勝ち抜くには独自の強みが必要となります。

他社にはない、自分でしかできない技術や経験がある、業界一の低コストを実現するために独自性のあるサービスを考えている、魅力的な付加価値を提供するなど具体的なビジネスモデルとしての戦略があるかチェックされるのです。
それがなければ、起業しても成功はなかなか難しいと判断されても不思議ではありません。

事業を失敗したときにどんな対策を考えているのか

起業が必ず成功する保証はどこにもありません。
そのため、失敗したときのことも聞かれます。生まれてはじめて起業する場合、事業計画通りに進まないことも多々出てくるでしょう。

もちろん融資担当者は織り込み済みで、経営者としてどのような対策を考えているかで信頼があるかどうか確かめます。
大手の取引先があるとしても、とつぜん止められたときはどうするのか、知識や技術に自信があったとしても、買う人がいなければどうするのかなど、厳しい質問をされるはずです。
そのとき、どんな対策をするかは融資関係なく経営者なら考えておくべきことでしょう。

資金繰りを適当に考えていると信頼されない

起業時だけではなく経営を継続するためにも、資金繰りがきちんとしていなければ、融資担当者の中には不安しか生まれません。
融資担当者は、融資をすることで利益を得ようと考えていますし、資金繰りが上手くいかず、返済もできない状態になることを避けようとします。
資金繰りについて、論理的に説明できて自信を持って答えることが重要です。
専門的な知識も必要ですから専門家などのちからを借りることも必要でしょう。

情熱と誠実さで融資を勝ち取ろう

融資担当者に信頼してもらうには、起業に対する情熱と誠実な受け答えがポイントです。
融資を受けるために嘘をつき、まとまったお金が入ったからなんとなく起業してみるという、いい加減な考えだと断られる可能性は高いでしょう。
融資面談の前に、どんなことを質問されるのか想定し、答えられるようにしてください。そうすれば、融資担当者も信頼してくれるでしょう。

まとめ・自信を持って融資を受けるには準備が大事

創業融資の面談で成功するコツ

担当者はできるだけ融資をしたいと考えているため、面談では信頼を失う言動や態度に注意してください。
必要書類もしっかり用意すれば、信頼も高くなります。
融資を受けやすくしたいなら、専門家の利用も考えましょう。
質問に対しきちんと答え、どれだけ誠実に準備をしてきたかアピールできれば、スムーズに融資を受けることができます。

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